「まずはやってみる」の
素直なマインドで、
新たなるビジネスチャンスを
求めて新規開拓。
N.Mさん
2006年度入社
法人営業部 法人首都圏第4支店

グループ会社と連携しBtoBを強化。
広大なビジネスフィールドに挑む。

私が所属する法人営業部では、主に首都圏の法人企業をお客様として、当社製品やソリューションの提案をしています。一般的な企業の他に通信キャリア系に特化しているため、扱う製品はスマートフォンやタブレットなどの周辺機器が多くを占めます。
法人営業全体のミッションは、エレコムグループの売上構成においてBtoBの比率を上げていくことです。

取り扱うBtoB商材も年々増えていますが、その背景にはグループ会社が増えていることも関係しています。グループ会社の製品を提案するために、専門知識を持つグループ会社の担当者に相談し、商談に同行してもらったり、製品に関する質問をするなど頻繁に連絡を取り合うことも増え、そのたびに新しい知識も増えるため刺激を受けています。また、私の部署では通信キャリア系のお客様が多いため、Wi-Fi機器などの製品販売のみならず、旅館、ホテル、オフィス、工場などに対するWi-fi設置工事の提案もしており、今後は産業系ソリューションの提案も進めて行きたいと考えています。

法人営業の醍醐味は、業種を問わず、興味のある企業に提案営業ができることです。自治体や教育関係、IT企業、飲食店など、あらゆるジャンルにアプローチしています。多種多様な業種の方々に会えるのは刺激になりますし、いろいろなタイプのお客様とのコミュニケーションも楽しく、性に合っていると感じています。

まずはやってみる。
様々な経験が自分の糧になる。

私は入社して16年目になりますが、数年ごとに様々な部署を経験し、その都度業務に慣れるまで苦労しました。振り返ってみれば全ての経験が自分の力になっていると感じますが、量販営業から法人営業に異動した時が、最も成長できたように思います。

当時、営業課長である私よりも部下の方が法人営業としての経験が豊富だったので、自分の立ち位置に戸惑うこともありました。しかし、量販営業で培った製品知識や世の中のトレンドを掴む力など様々な経験が役に立ちました。法人営業とは言え、お客様から量販営業で扱っている一般コンシューマー市場について聞かれることが多々あり、その都度、量販店におけるエンドユーザーの志向性などをリアルな市場感として説明することができたからです。

とにかくやってみる、今いる環境でベストを尽くす、という企業風土がエレコムグループにはあります。そんな社風だからこそ、私も自分の経験を武器に対応できたのだと思います。営業課長職に就いて10年になりますが、最近の新人を見ていて思うのは、「うまくやるためにはどうすればいいか」を考える時間が多い傾向にある気がします。考えることはもちろん大事ですし、効率を求めることも必要です。しかし、まずは行動して、やってみる。そういった素直さや果敢に挑む姿勢が大切であり、成長の糧になるということを部下たちに伝えています。

お客様への手厚いフォローが
より良い結果に結び付く。

エレコムグループの強みのひとつは、営業担当の人数が圧倒的に多いことです。量販営業はもちろん、法人営業でもその強みを実感します。埼玉営業所で法人営業を担当していた時は、私を含め3名で埼玉、栃木、茨城の3県を担当していました。一人1県という割り振りだったため、何か問題があった時には自分の担当エリアにすぐ駆け付けることができました。その結果、お客様からは、「エレコムグループの営業は困ったときにすぐ駆けつけてくれる」と言っていただき、満足度の向上に繋がりました。

また、バックオフィスを支えているCS課(カスタマーサービス)も多くの人数でお客様に対応できる体制を整えています。そのため、私たち営業担当が知らないうちに解決してくれていることも頻繁にあります。例えば、法人のお客様から問い合わせをメールでいただくことがあるのですが、在庫数や見積りといった事務的な内容であれば、私たちが営業活動をしている間にCS課が回答してくれます。

顧客対応のスピードも圧倒的に早く、「エレコムグループは見積り回答が本当に早い」との言葉をよくいただきます。CS課のおかげで営業担当がより現場での営業活動に時間を割くことができ、かなり助かっています。

現在の法人営業に就いた2018年頃、大きな商談が決まった案件があります。某飲食チェーン店が新店をオープンする際、注文カウンターの上に設置するデジタルサイネージが採用されたのです。この実績により、コンテンツビジネスという新たなビジネスモデルを構築することができました。

この事例をきっかけに、業界内では前述した「某飲食店のデジタルサイネージと言えばエレコムグループ」と認識してもらえることもあり、周知する機会を作ることができました。今でも新店ができる度に注文をいただくので、継続的な売上になっています。

実はこの商談は、私一人の力で契約に至ったものではなく、チーム一丸となって取り組んだ結果です。当時のエレコムグループでは新たな提案でしたが、そのビジネスチャンスを逃さずお客様の求めていることを部下が理解、分析し、最良の方法を提案したことで採用に至りました。

「挑戦」×可能性=

エレコムグループでは毎年、新たな商材を取り扱います。当然のことながら、私たち営業も初めて扱う製品を提案する機会も多いので、常に初めてのことに挑戦し続けている会社だと実感します。法人営業ではお客様の新規開拓も「挑戦」のひとつ。常に何かに挑んでいる、だからこそ新しいものを生み出す可能性が増えていると深く感じています。