膨大な情報が溢れる
eコマースの世界で、
望むものを望まれる場所へ、
確実に届ける。
K.Uさん
2011年度入社
通販営業部 通販第1支店

時代の流れを瞬時に見抜き、
成長し続けるECサイトで勝ち続ける。

私が所属する通販営業部では、BtoB通販、BtoC通販、大手通販モール、会員制通販サイトと、大きく分けて4つの分類のお客様を担当しています。主な仕事は、新製品のリリース日に合わせた製品提案や在庫の調整、金額交渉、バナーの交渉などで、売上の規模は違いますが、本部担当と同じような業務をしています。またECサイトで積極的に展開する製品を提案することも私たち通販営業の仕事であり、チーム全員が総力を上げて取り組んでいます。

例えば、バナー広告を入れる際、どういう文言を入れるのか、どんな画像で見せるのか、同じような製品がいろいろな販売先に存在する中で、いかにエンドユーザーとの接点回数を増やすか、購買意欲を駆り立てるか、部下全員で考え、実行していきます。

エンドユーザーが検索した時に、当社製品が上位に来なければ、売上には繋がりません。そのため代表的な検索ワードを盛り込んだ製品の説明文を添え、使用シーンの画像や動画など、宣伝材料の素材選びも行っています。文言や画像を作成する専門のチームがあるのですが、通販営業が各販売先に合う素材を緻密に振り分けています。

その緻密な作業を続けた結果、通販営業は社内での売上達成率を上位にランクインすることができました。しかし、現状に満足することなく、今後も売れ筋製品を見極め、見せ方や広告の精度をより上げて、チームで戦っていきたいと思います。

若い世代が成果を残すために
失敗を恐れず挑戦できる場づくりを。

2019年に通販営業に配属されて以降、毎年お客様が増えています。新規開拓もしていますが、社内で紹介してもらえる場合もあります。数字を上げることができる、結果を出せると信じてもらえているからこそ、新しいお客様を任せてもらえるのではないかと実感しています。

また、売上を伸ばすことに加えて、営業課長というポジションでは、若い部下の成長にも仕事の醍醐味を感じています。若手部下には、エレコムグループの固定観念に捉われることなく、自分主体で物事を推進してほしい。そのために失敗を恐れずチャンレンジできる環境づくりを心掛けています。

例えば、話しやすく、相談のしやすいチーム環境を作ることです。部下から相談を受けた時は必ず、時間を取って向き合います。些細なことですが、何か作業をしながら聞くのではなく、ちゃんと相手の方に体を向けて話を聞くようにしています。悩みがある場合は、メンタルケアに気を配り
部下一人ひとりに寄り添い、個性を伸ばすように働きかけていくことでそれぞれがメキメキと実績を上げていきます。

最近では、前年の売上300%アップを達成した部下もいました。配属当初は自分に自信のないタイプでしたが、彼女としっかり向き合ったことにより、「いろんなことにチャレンジしてみよう」「新しい取り組みをやってみよう」という意識が芽生えたようです。徐々に自信を付けていき見事な成果を出してくれました。そんな成功体験を得て、部下の表情が明るくなるのが何よりも嬉しいです。

持ち合わせた力を発揮させるため
それぞれの個性を存分に活かす。

私の部下は3人いますが、個性は三者三様。一人は大型家電量販店を担当していました。私も家電量販店を経験したので、現場から通販へと主戦場が大きく変わったことで苦戦している様子も手に取るように分かります。それでも現場で培った行動力にはスピード感があり、これまでの成功事例も持ち合わせているので、製品の動きに対する嗅覚も鍛えられています。そういった長所が表に出ない人もいますが、誰もが選択肢を与えるとすぐに走り出す瞬発力は持っています。彼らと話す時間をしっかり設けてもいるのも、長所とタイミングを見極めるためです。

私は約25年間、日本拳法という格闘技をおこなってきました。試合の団体戦を通して、誰か一人が勝ってもチームが負ければ負けなんだと痛いほど思い知らされました。そして、その時に落ち込んでいるチームの部下に一言でも声をかけることで、メンタルが変わることも見てきました。今、部下とともに業務を進める中で、そのような格闘技での経験が活かされていると強く感じます。

私は関西出身で、入社5年目に大阪から東京に異動になったのですが、当時は地元を離れたくないという思いがありました。東京支社への異動の辞令は、量販店のエリア担当だった新入社員時代に「もっと大きなお店を担当したい」と切望していた私の夢が、言わば叶ったようなものでした。しかし、即決できずにいました。

そんな私の背中を押してくれたのは、「もっと成長したいのであれば、自分が目標としているところに行ったほうがいい」と言う上司の言葉でした。私はエレコムグループに11年間在籍していますが、様々な上司を見てきました。諸先輩方が見せてくれたあらゆる背中が、今の私を形成していると言っても過言ではありません。

「新世代」×可能性=

若い世代の可能性は無限大です。私たちが方向性をしっかり示しさえすれば、確実に進む力を持っています。また、方向性が分からない=仕事ができない、と捉えず、こちらからしっかりと道筋と選択肢を見せてあげることも大切だと感じます。言い方ひとつ、やり方ひとつでこんなに成長するのだなと、日々実感しています。