キャリアストーリー

「まずはやってみる」の素直なマインドで、
新たなるビジネスチャンスを求めて新規開拓。

2006年
量販首都圏支店に配属。東京都内と千葉エリア家電量販店を担当。
より効率的な営業手法を駆使し「まず行動する」をモットーに営業の基礎を習得。
2008年
量販首都圏支店。大手家電量販店本部を担当。
当社製品のシェア拡大を目標に掲げ1年で達成。
2012年
量販首都圏支店。営業課長に着任。大手家電量販店本部を担当。
チーム内に相談しやすい雰囲気を演出し、部下の話を聞くことを心掛けて
マネジメントの基礎を習得。
2013年
量販関東支店。埼玉エリアの家電量販店を担当。
営業課長として部下の成長をバックアップできるマネジメント手法を模索。
悩んだからこそ自分自身も成長することができた。
2015年
法人首都圏支店。埼玉エリアの法人営業を担当。
量販営業とは違うお客様の傾向や業界知識を学びながら、営業の幅を広げ成長する。
2017年
法人営業企画チーム。チームリーダーに着任。
社内での調整業務から全員が納得する解決策を見出す調整力に磨きをかける。
2018年
法人首都圏支店。一般企業、官公庁などを担当。
部下の長所を見極め、適材適所の業務分けを実践し営業課として年間売上1位を達成。
部下の力を最大限発揮できるマネジメントで躍進中。

※本部担当とは:家電量販店やライフスタイルショップの本部バイヤーへの商談を担当します。
主に新製品の導入や展開方法を交渉したり、セット販売といった施策等の提案を行います。

上司のアドバイスで
大きく変化し、成長することができた。
私のキャリアの中で大手家電量販店の本部担当になった2008年からの5年間は、学ぶべきことの多い日々でした。上司から「お客様にとって、エレコムグループの窓口は君しかいない。エレコムグループの代表としてお客様の前に立っているという気持ちで対応しなさい」と指導され仕事に対する心構えが大きく変化したのです。量販営業をしていた2年間は目の前のお客様の要望に応えることだけに没頭してしまっており、そこまでの考えを持てていなかったので、自分の認識を改めることができました。
それ以降、より一層お客様に真摯に向き合うことはもちろんのこと、要望の理由や背景まで考えるようになりました。困っていることはないか必ず聞き、表面の言葉だけを捉えるのではなく、その裏側にある本意を汲み取った提案ができるようになりました。結果として売上が上がるだけでなく、より大きな商談経験も積むことができたため大きく成長できたのです。
本部担当となって5年目の2012年、担当していた量販店との取引における当社製品のシェア拡大を目標に設定しました。言葉にするのは簡単ですが、ハードルの高いミッションです。自ら仕掛ける提案営業を駆使し1年で目標を達成することができました。そしてこの業績が評価され課長へ着任することができたこともあり、大きなターニングポイントとなりました。
一つひとつの経験と学びが
自分自身を成長させ人としての財産へ
2013年には営業課長として量販の埼玉エリアを担当することになりました。少し量販営業から離れていたこと、また課員ではなく営業課長としての配属であったため、どのように指導し、どういう役回りをすればいいのか模索しながらも営業課長としての基礎を築いた2年間でした。
2015年には法人営業部へ。担当エリアは変わらず埼玉でしたが業務内容は大幅に変わりました。量販と法人では、お客様の思考や要望など傾向が異なるため商談手法や提案するポイントも異なります。営業課長として配属されましたが、前述した通り、部下が法人営業歴の長いベテランばかりでしたので、お客様の傾向や業界知識などを教わりながら、徐々に法人営業としての現場に慣れていきました。法人の営業課長として、今までとは異なるアプローチが必要だったため貪欲に知識を吸収し営業スキルとマネジメントの両軸を学び大きく成長できました。
そして2017年に法人営業企画部のチームリーダーに。営業企画は、法人営業全体の販売戦略を考える部署です。営業とはまた違った業務。開発部や調達部との連携を図りながら、調整役を進めました。主に社内調整をすることが多かったのですが、どこで折り合いを付け、関係者全員の納得できるポイントを見つけ、解決に導いていく策を学びました。
学びの場は、社内の研修制度にもあります。エレコムグループでは、営業のスキルアップのために定期的に研修が行われています。例えば、営業に必要な「ヒアリング力」を養うプログラムでは、お客様の要望をどのように引き出すかを学びます。商談をしていると「お客様にヒアリングしなければ」という思いが強くなりすぎて、ただの質問攻めのようになってしまうことがありますが、それではなかなか良い結果に繋がりません。
相手の置かれた状況や話の意図を知ろうとすることで、うまく聞き出すことができるようになります。また、このような営業研修を受けることで、人の話を聞く力も養われたと実感しています。その結果、お客様とも家族との間でも、コミュニケーション力が上がったと感じています。こうして振り返ってみると様々な部署での経験、そして研修における学びの積み重ねがビジネスパーソンとしてだけでなく一人の人間として成長させてくれているのだと感じます。
円滑なチームワークづくりで
ビジネスチャンスを手中に収める。
営業課長に着任して以降、今現在も心掛けていることがあります。それは、部下と積極的にコミュニケーションをとり、相談しやすいチーム環境にすることです。そして、できる限り「ワンチーム」で動きたい、良いチームワークを築きたいと思っています。

2019年に、当時の部下の特性を考えて、新規開拓担当や通信系担当など適材適所で担当を振り分け仕事をするようにしました。すると部下自身も自分の得意分野であるため持ち味を十分に発揮することができ、年間売上1位の営業課に選ばれることができました。営業課長としての采配も功を奏し、みんなに頑張ってもらえて良かったなとしみじみ感じました。今後も部下が自分の力を発揮できるようなマネジメントを進めていきたいと思います。

チーム制ということで言うと、営業の垣根を越えた連携づくりも行なっていきたいと考えています。昨今私たち法人営業は当社製品だけではなく、グループ会社のソリューションやサービスを提案する機会も増えており、社内で各種勉強会が開かれています。更に営業として身に付けられる知識の幅を広げるためにも、営業に同行する技術者がもっと増えれば、お客様のお困りごとにも即時に対応でき、商談の成功率も上がるのではないかと思っています。今後は、そういった体制づくりにも挑戦していければと考えています。

個人的な展望としては、私自身40歳を目前にしてそろそろ営業課長の次のステップ、支店長という立場を目指す時期に差し掛かってきたのかなと感じています。現在の支店長から背中を押してもらっていることもありますが、最近ステップアップした同期の姿を見て、負けられないという気持ちも芽生えたからです。行けるところまで目指したいとの意気込みで、邁進しています。
インタビュー記事を見る