自己実現のために夢を声に出す。
“声”には成長や飛躍の
ヒントが詰まっている。
S.Kさん
2012年度入社
量販首都圏営業部 特販支店

エンドユーザーの声を聞きながら、
お客様プライベート商品の開発も手掛ける。

私が所属する特販支店では、家電量販店ではなく、生活雑貨を主に扱うライフスタイルショップをお客様として、当社製品の提案を行っています。モノの商品価値だけではなく、そのモノから派生するライフスタイルも提供する「コト売り」をコンセプトにしている業態のため、そこに見合う製品を提案するよう意識しています。

私は主に2社を担当していますが、当社が開発したプロパー製品の提案はもちろんですが、他にもお客様からご意見をいただきながら、プライベート製品を提案することもあります。iPhoneケースやフィルム、充電用ケーブル、バッグやリュックなどが主な売れ筋となっており、お客様のコンセプトにあった製品を開発することも大切な業務のひとつです。

お客様は日頃から店頭でエンドユーザーの声を直接聞いているので、我々ではなかなか気付かない点へのご意見も多くあり、製品開発にあたって非常に参考になります。
すでにあるものを販売するのと、お客様の意見を聞きながら開発して販売するのとでは製造工数も違うので苦労は多いのですが、プライベート製品ができあがり、店頭で展開され、「売れた」という実績を聞くと、やって良かったとしみじみ思います。また、「この製品が好き」というエンドユーザーの声をいただいた時は嬉しくもあり、やりがいを感じます。

ある時、「このバッグ、壊れたけど使い勝手がいいからまた買いたい」というユーザーがいらっしゃいました。「壊れた」という点だけを捉えればクレームに繋がりかねませんが、商品価値が高いからこそ、リピート購入いただけたということです。そういったファンが付くのは、我々の力だけではなく、お客様のブランド力もあってこそ。双方の知恵と情報を結集させ、結果的にエンドユーザーにご支持いただける製品を生み出せることも、やりがいのひとつです。

商談は終わりのない戦い。
自分への可能性も尽きない。

エレコムグループの販路は家電量販店がメインとなっており、私が担当しているライフスタイルショップは全社的に見ると、さほど多くはありません。しかし、これまでお付き合いのないような店に当社製品を取り扱っていただく販路開拓も、営業としての醍醐味。ライフスタイルショップのエンドユーザーは、我々がこれまで出会わなかったような客層が多く、そういった方々にも新しい気付きや価値を与えられるような製品の提案をしたいと考えています。

しっかりと市場分析をして商談の準備をし、交渉した結果お客様に採用され、製品の導入が決まると本当に達成感があります。導入に至るまでの障壁が多ければ多いほど、自分自身が成長できるチャンスでもあり、大きな達成感を得ることができます。

商談では、定期的に行われる社内研修で学んだノウハウを活かしています。伝える力はもちろんですが、実は相手の声を聴く力が非常に重要です。お客様の声に耳を傾け、寄り添うことで、我々をビジネスパートナーだと思ってもらえることを心掛けています。

お客様への提案は終わりがなく、反省することももちろんありますが、だからこそ面白さを感じています。人それぞれ考え方に違いがあるので、同じ提案をしても反応が全く異なることもある。そこをどう攻略していくのか。その手段は無限です。終わりなき戦いにこの仕事の可能性を感じています。

常に勝ちにいく姿勢で
市場のスピード感を掴む。

エレコムグループらしさは、社員全員が「勝ちにいく」という気力を持っていることです。失敗を恐れず、いつでも何事にもチャレンジする。これは当社の最大の武器だと思います。その一方で、負けを経験することも非常に重要です。その悔しさが糧となり、次の原動力にもなります。商談もひとつの試合だと思って取り組むようにしています。

そんな武器をさらに活かすために必要なことは、「突出したスピード感」を持つことだと思います。製品力や競合など市場が目まぐるしく変わる中で勝ち続けるには、猛烈なスピード感が必要になる。時代の移り変わり、流行り廃りが早い今だからこそ、当社にとって大きなチャンスだと私は考えています。

エレコムグループは常に挑戦し続けている会社です。挑戦したことを実現するには、声に出して人に伝えることが重要です。そうすることで自分の言動に責任が生まれ、やらざるを得ない状況になります。また、声に出すと、それが実行するに値するものかどうかの反応を見ることもできます。なので、部下や後輩たちにも「まずは宣言して、やってみよう」、と機会があるごとに伝えています。

「自分」×可能性=

社会に出て初めて、自分の可能性は自分で決めていくものだと実感しました。また、チャレンジできる場も、与えてくれるまで待つのではなく、自ら掴みにいかないと得られないということも感じました。だからこそ、可能性を無限に引き出せるのは自分しかいない。リミットを意識したり、壁を作ったりせず、どんどん可能性を広げていきたいと思います。