相手が何を望んでいるのか、
何をしてほしいのか。
自分の視野を広げて、
相手との信頼関係を築いていく。
R.Fさん
2019年度入社
量販広域営業部 量販関西第1支店

小さなコミュニーションを積み重ね、
信頼関係を構築していくことが重要。

私は入社2年目までは北近畿エリアを、3年目の今は兵庫県の伊丹・西宮エリアの家電量販店を担当しています。日々、お客様の売場に当社製品のコーナー設置や、新商品を取り扱っていいただけるよう商談をしています。
私は就職活動中、多くの経験を積みたいという思いで営業職を志望していましたが、入社当時は就活中にイメージしていた業務内容と異なることも多々あり、驚きの連続でした。

特に右も左も分からない1年目は、お客様にどこまで歩み寄れるのか、どの程度、商談の時間を割いていただけるのか理解しておらず、自分本位で進めてしまったことがありました。その時にお客様からご指摘を受け、自分の行動を内省した結果、まずは信頼関係が重要だということに気付きました。

信頼関係を築くために「今日はこんな話をしてみよう」など、小さなコミュニケーションを取ることを心掛けました。また、お客様一人ひとりの性格や考え方の違いを把握して、その方に合わせた方法を試みるようにしたところ、少しずつ結果が出るようなりました。

製品の実売数が伸びるということも嬉しい成果のひとつですが、お客様との信頼関係を築いたうえで商談が通った時の達成感は何物にも代え難い喜びがあります。信頼関係は一朝一夕で構築できるものではありません。まさに日々の小さな積み重ねが大切です。

自ら設定した課題を克服し行動を変える。
周囲からの嬉しい一言で成長を実感。

私たちは各店舗の売場に当社製品のコーナーを作るのですが、商品の配置によって売上が左右されます。良くない時には「こんな並びの売場を作りませんか」と店長にこちらからご提案させていただくこともあり、2年目の最後に、そのような店長商談を大型店で実現できたことが、私の成功体験のひとつになりました。

3年目の今は、さらに商談をスムーズに進めるための資料作成を心掛けているほか、各店舗に合わせた売場づくりを考え、売上向上に繋がるように取り組んでいます。また、コロナ禍でテレワークが導入されるなど、働き方が大きく変わり、特に2020年は私も自宅から営業先まで直行直帰をする日々が続きました。そのことがきっかけで自分のスケジュール管理の改善にも注力するようになり、効率良く仕事に取り組めるようになりました。

そして、この3年間での私自身の最も大きな成長は、視野が広がり、色々な考え方ができるようになったことです。先輩にある提案について相談した際、「そういうことにも目が届くようになったんだね」と言われ、自分の仕事ぶりの過程を見ていてくれたことも嬉しかったですし、自身の成長を実感できました。

「視野を広げる」という目標は、就職活動中から自分に課していたことでした。学生時代は自分が過ごしやすい環境だけに身を置きがちですが、社会人になるとそうはいきません。社内、社外に関わらず、様々な経験や考え方を持っている方々と接する機会があります。新しい関係を築いていく中で、学生時代にはなかった考え方やものの見方を得ることができ、家族からも「一人の人間として責任を持って動けるようになった」と言ってもらえることがあり、嬉しく思います。

営業のノウハウに共通してあるのは、
「謙虚である」という気持ち。

部署には同年代が多いので互いに相談しやすく、先輩や上司にも、分からないことは素直に分からないと聞ける風通しの良い環境です。入社して半年という時期に一人で営業先を訪問するようになったとき、不安なことがあれば先輩や同期に相談することで、営業での疑問や悩みを一つひとつ解消できました。また、製品の改善点や新規開発案などを報告する機会もあり、意見を言いやすい職場です。

量販営業を経験した3年間で感じているのは、エレコムグループは社員が「謙虚であること」を重視している会社だということです。同期や先輩の間で営業ノウハウが共有されているのですが、そこに共通してあるのは、一人ひとりが自分本位の商談にならないように認識していること。エレコムグループの行動指針にも「常におごらず、真摯に、謙虚に生きる。」とありますが、これがしっかりと浸透していると感じます。

コロナ禍もあって、この3年間で世の中の流れが大きく変わり、働き方も変えざるを得ない状況のなかで、当社製品の需要にも変化が見られました。エレコムグループは常に「時代の流れを掴む」と掲げています。今後も時代に合わせて会社がどう変わっていくのか、社員としても楽しみです。

「一人ひとり」×可能性=

私が何か提案した場合も、先輩方は「私だったらこう思う」と改善点を端的に指摘してくれ、かつ私の意見も取り入れてくれます。入社するまでは、一般的に「会社」というところは若手が何か提案しても一蹴されるというイメージがありましたが、エレコムグループは一人ひとりの提案や意見が尊重されていると思います。一人ひとりの意見を社員が共有することで、時代に沿った需要を刈り取ることに繋げていけると感じています。