ELECOM RECRUITING 2017

エレコム「変化」のちから。

調達力

最も注力するのは、人材育成。
グローバルで、勝ち抜くために。

常務取締役 商品調達部 部長
長代 輝彦

常に、ベストを追い求めよ。それが、エレコムの屋台骨になる。

 当社は、自社工場をもたないファブレスメーカーです。そのため、商品コストをいかに抑え、スピードを上げて調達するかが、当社調達部門のミッションです。今までの協力ベンダー(商品供給者)は中国がメインでしたが、現地のコストアップが進んできたため、新規ベンダーを急ピッチで開拓しています。それは、ASEAN全域。ベトナム・ミャンマー・インドネシア・バングラデシュなどです。
 商品調達には、2つのフローがあります。ひとつは営業部の計画にのっとった調達。もうひとつは、商品調達部が過去のトレンドを分析し、需要と供給のバランスを見ながら、数量企画をたてて調達していくフローです。後者では、自ら企画を考え、開発を巻き込み、現地で交渉し、契約・提携に繋げていく。今ある工場でベストなのか、コストを下げるためにはどうすればよいか、自分でアクションを起こしたことが、数字としての結果になります。新しいベンダーを発見していく楽しみがあり、会社を支える屋台骨としての醍醐味があるのです。
 当社では、SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)の強化を成長戦略のひとつに掲げており、その入口として基幹システムと物流システムの再構築に取り組んでいます。それによって在庫を最適化でき、商品調達の計画もさらにスピードアップしていくはずです。

知識を深める。視野を広げる。行動することから、全てが始まる。

 商品調達部では、人材育成の一貫として専門知識の習得を目指しています。例えば、財務諸表などの会計知識です。目的は、バイヤーとしての交渉力をレベルアップさせるため。ベンダーの経営状態を判断できれば、コスト交渉において強いカードとなります。加えて、マネジメントスキルの向上にも繋がります。さらに、当社の海外現地法人(香港)での勤務を経験してもらう取り組みも始めています。というのも、調達の現場感覚とグローバルな視点を備えた人材になってもらいたいと考えているからです。
 私たちは、グローバル戦略にあたり、海外現地法人をハブ倉庫と位置づけています。将来的に現地生産・現地販売を可能にする布石です。数年後のグローバル拡大のために、今からトレーニングを行い、ノウハウを積み上げていく。その意味では、商品調達部は、モノを買うだけではなく、グローバルでの生産や流通まで幅広く学べる部署といえるでしょう。
 我々が人材に求めるのは、行動力です。ただ右から左へ商品を流すだけではなく、自分たちで考え、行動し、目標に対して行動量を増やしていく。その量が多ければ必ず結果に繋がります。成績よりも経験、理屈よりも行動が、仕事での大きな力になるはずです。